見た目は似ているサプリメントと薬の違い

2019年10月09日
多様な薬と瓶

多くのサプリメントは薬と同じように錠剤やカプセルの形状をしているものが多く、しばしば両者は同じようなものとして捉えられてしまう傾向があります。
しかし、サプリメントと薬にはその有効性と安全性に関しての違いがあります。

薬の場合には日本でhあ厚生労働省に認可されている必要があり、その正しい服用方法も守ることによって効能が認められることや安全性があることが臨床試験によって証明されています。
これに対してサプリメントはそういったプロセスを経ることなく食品と同じ扱いで市場に出てきています。
そのため、サプリメントの有効成分とされているものやそのサプリメントそのものについての有効性や安全性については販売している企業が何らかの試験を行っているのが基本であるとはいっても厚生労働省が薬に対して要求している基準を満たしているかどうかはわからないという面があります。

そういった有効性や安全性の面での化学的根拠に違いがあるのがサプリメントと薬です。
しかし、いずれも疾患の予防や治療、健康の増進等のために用いられるという点では共通であることから混同されてしまいがちなのです。
サプリメントに関してはその有効性についての記載をしてはならないことになっているため、含有成分に関する情報等が載せられていても具体的な病名や症状についての記載がないのが基本です。
そのため、自分の体調を考えてこのサプリメントを摂取するのが正しいのかどうかわからないというような状況になってしまうこともあります。
それはそもそも有効性についての評価が正しくなされているかどうかという違いによって生じているものなのです。
疾患の治療等のように目的がはっきりしていて治療できる薬がある場合には薬を取った方が有効で安全である可能性が高いでしょう。