介護保険の世話にならないために:無酸素運動の健康効果

2020年01月15日

介護保険制度もすっかり定着し、利用者は増えつづけていますが、それとともに財源は苦しくなっています。
自己負担額の引き上げが何度も検討され、このままでは制度自体の存続が危ぶまれることにもなりかねません。
介護保険があるからといって、老後が安泰であるとは必ずしも言えないのが現状です。

長生きしても介護保険の世話にならないためには、自分の健康は自分で守るという意識が大切です。
健康を維持するには十分な栄養や睡眠も大切ですが、それとともに適度な運動が効果的です。
その運動は、無酸素運動と有酸素運動に分けられます。

無酸素運動は、筋肉に蓄えられたグリコーゲンなどをエネルギー源として行なう運動です。
疲労の元である乳酸が溜まりやすいので、短時間しか運動を続けられません。
具体的には筋力トレーニングやダンベル運動など、主に筋力を強化するのが無酸素運動です。
筋肉が増えると基礎代謝量も多くなるため、太りにくい体質になり、間接的にダイエット効果もあります。
しかし血圧が上がったり筋肉を傷めたりする可能性があり、最悪の場合は心臓発作の危険も考えられます。
健康に不安のある高齢者は、決して無理をしてはいけません。

有酸素運動は酸素を取り入れながら、軽めの負担で長時間行なう運動です。
具体的にはウォーキングやサイクリング、エアロビクスなどです。
有酸素運動は多量の脂肪を燃焼させ、悪玉コレステロールを減らす効果もあるので、高脂血症など生活習慣病の改善に役立ちます。
また脳の老化を防止するという研究報告もあります。
しかし運動をやめると元の体質に戻ってしまうため、ずっと健康を維持したいなら、少しずつでも毎日継続して運動することが大切です。